レーザー加工の特徴
レーザーで精細なデザインを彫刻したり、素材を自由にカットすることができます。
レーザーカット(Cutting)

イラストレーターなどのデータから、カットを行ないます。手作業によるカットに比べ
精度が高く、精細な加工を行なうことができます。
<木材カットの場合>厚さ3mmから10mmがおすすめです。
<アクリルカットの場合>厚さ9mm
レーザー彫刻(Engraving)

・材料に、写真や文字、絵などを彫刻します
加工した素材によって、木材の場合には、モノクロ調に
アクリル(透明)の場合には、透明と白色に彫刻されます。
※写真などはできる限り解像度の高いものをご持参ください。
※材料の特徴や彫りの深さにより、彫刻の品質が変わります。
注意事項

レーザーの熱で加工を行ないます。そのため加工する素材によって注意しなければならないことがございます。下記はその一例です。
<木材を加工する場合の注意事項>
木材をレーザーでカットする場合は切り口が黒(茶色)くなったり、ヤニが付着してしまいます。
木材カットは厚みが大きいほどレーザーの出力を強く・当たる時間を長く設定する必要があるため、断面の色は濃くなります。
レーザー加工による木材の断面が茶色・黒色になることで、コントラストが生まれます。
そのままデザインとしてもご利用いただけますし、
ヤニ除去・研磨を行い元の木目を出すようにすることもできます。(削りしろが必要になります)
レーザー加工は手作業による切り抜きなどに比べて、高い精度や品質での加工が可能です。
同じ物を複数作りたい場合などにおすすめです。
<アクリルを加工する場合の注意事項>
アクリルなどのプラスチック素材をレーザーで加工する場合、熱による収縮を考慮する必要があります。
【レーザーでカットした場合】
加工するデータの寸法から、マイナス0.1から0.2mmほど収縮する場合があります。
【レーザーで彫刻した場合】
アクリルは、製造方法が2種類あり「キャスト」「押し出し」のアクリルが販売されております。
キャストの特徴・・・熱に強く切断面が押し出しよりも綺麗になる。レーザー彫刻に適している。値段が高い。
押し出しの特徴・・・熱に弱いため切断面が溶けやすい。熱に弱く彫刻面が溶けることがあり、キャストよりも仕上がりの見栄えが悪い。値段が安い。
<加工できない塩ビの素材>
塩ビの素材は、レーザー加工を行うと塩素ガスが発生し、有害であったり、機械を錆びさせるため加工できません。
例:塩ビ板・塩ビ管、塩ビ素材のカッティングシート
加工料金

素材・・・木材・アクリル・革・布・紙・ガラス・ゴム・石材など
素材の寸法・・・・幅450mm×長さ800mm以下の大きさでお願い致します。
データ有無など データ化・・・・5,000円(税別)〜
イラストレータのai形式またはeps形式(ver.CS5以下)で入稿可能。
をご連絡頂きましたら
お見積りさせていただきます。
<参考価格>
桐の板 寸法:600mm*400mm*9mm(素材お持ち込み)
コースター:90mm*90mm*9mmを5枚にカットと彫刻を行なう。
データ支給:イラストレータ形式(拡張子ai)CS4
テストカット・彫刻用のサンプルあり
お見積り金額:4,000円(税別)〜
素材も弊社で手配する場合には、上記サイズのコースターが取れる1,000円(税別)でご用意致します。
アクリル 寸法:500mm*200mm*10mm
データ支給:イラストレータ形式(拡張子ai)CS5
カットのみ
テストカット用のサンプルあり
お見積り金額:4,000円(税別)〜
素材も弊社で手配する場合には、お見積りさせていただきます。
※カットする時間によって料金変わる場合もございます。